2018年12月21日 更新

革の靴底「レザーソール」とは

「ラバーソール」と「レザーソール」どちらが良いのか? 永遠のテーマの用に扱われていますが、それは一旦置いておき、 そもそもレザーソールとはをテーマに調べていきます。

その名の通り、1枚の革で構成されたアウトソールです。
ビジネス、ドレスの基本的なソールです。
足馴染みが良く、育っていく過程を早く感じられるソールではないでしょうか。

ダブルソール

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先程のシングルソールの間にもう一枚革を挟んだものをダブルソールと呼びます。
このインソールとアウトソールの間に挟んだソールのことを「ミッドソール」と呼び、耐久性、耐水性が
向上します。
ですが、1枚底が増えているので重量が増し、足馴染みもシングルより悪くなります。
堅牢なイメージのカントリー系のシューズに多く用いられています。

トリプルソール

ダブルがあれば当然トリプルも存在します。
「J.M.ウェストン」のトリプルソールが有名どころではないでしょうか。
しっかりしたドレス顔にごつく張ったコバはかっこいいの一言です。

カラス仕上げ

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ここからは仕上げに関して、
画像のように真っ黒に仕上げたものをカラス仕上げと呼びます。
よりフォーマルな物に採用されているイメージです。

また、地面に触れる部分以外(土踏まず、アウトソールの腹部分)を黒く仕上げる「半カラス仕上げ」も
あり、そちらもドレッシーな印象を与えます。

靴マニアへの第一歩?

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今回ご紹介したのは、「レザーソール」とは入門編です。
まだまだ製法等、今後ご紹介したい事が山ほどあります!
まずはこの記事でレザーソールに興味をお待ちいただき、次にケアの仕方。。。と、
掘り下げればきりがない革靴の知識。
この記事が靴好きへの第一歩になれば幸いです。
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